Re;Os 707の成分表を見た方から、たまにこんな声をいただきます。「アルコール入ってるじゃないですか。大丈夫なんですか?」気持ちはわかります。「アルコール」という言葉は、肌に刺激がありそうに聞こえる。でも、これは全くの別物です。今日は「バチルアルコール」という成分の話をします。
「アルコール」という名前の罠
化粧品の成分表に「〇〇アルコール」と書いてある成分はたくさんあります。セテアリルアルコール・ステアリルアルコール・セチルアルコール——これらはすべて「高級アルコール」と呼ばれる成分で、保湿・乳化・テクスチャー改良に使われる安全な成分です。
肌への刺激が問題になるのは「エタノール(エチルアルコール)」だけです。消毒液・手指消毒・除菌スプレーに使われているのと同じ成分。Re;Os 707は、このエタノールを使っていません。成分表の「バチルアルコール」はエタノールとは全く別の成分です。
バチルアルコールとは何か
バチルアルコールは、サメの肝油に含まれる成分です。化学的には「グリセリンのα-モノステアリルエーテル」と呼ばれる二価アルコールで、エタノールのような一価アルコールとは構造が根本的に異なります。見た目は白色の粉末。液体ですらありません。
なぜ高級品なのか
バチルアルコールは、大企業の一般的な化粧品にはほぼ使われていません。理由はシンプルです。高いからです。安価な代替成分がいくらでもある中で、わざわざコストをかけてバチルアルコールを選ぶメーカーは少ない。海外の高級クリームでたまに見かける程度の希少な選択です。
バチルアルコールの優れている点は以下の4つです:
- 極めて低刺激:敏感肌・アトピー肌でも使いやすく、子どもでも使えると言われるほど
- 抗炎症効果:ヒドロコルチゾン(ステロイド系抗炎症薬)に匹敵するほどの効果があると報告されている
- 優れた保湿・エモリエント効果:肌をしなやかに保ち、べたつかない
- 乳化安定剤としての役割:少量加えるだけでなめらかなテクスチャーを作れる
Re;Os 707がバチルアルコールを選んだ理由
Re;Os 707は9種の添加物フリーを実現しています。マイカを抜いた。シリコンを抜いた。エタノールを抜いた。それぞれを抜くたびにテクスチャーや使用感が崩れるリスクがある。その難題を解決した成分のひとつがバチルアルコールでした。
エタノールを使わずに低刺激を実現する。シリコンを使わずになめらかなテクスチャーを作る。マイカを使わずに密着感を出す。バチルアルコールは、これらを同時に担える成分です。
成分表の読み方が変わる話
化粧品の成分表を見るとき「〇〇フリー」だけを見て判断している方は多いと思います。でも本当に大事なのは「何が入っていないか」よりも「何が入っているか」です。
バチルアルコールという名前を見て「アルコール入ってる、やばい」と思うか、「これが入ってるのか、本物だ」と思うか——成分を知っているかどうかで、判断が180度変わります。
まとめ
- 「バチルアルコール」はエタノールとは全く別の成分
- サメの肝油由来の高級成分で、低刺激・抗炎症・保湿効果がある
- 大企業の一般化粧品にはほぼ使われていない希少な選択
- Re;Os 707では9種フリーを実現するための重要な役割を担っている
- 成分名だけで判断せず「何が入っているか」を見ることが大事
著者:株式会社UP LIVE 代表取締役 山本 貴司 Instagram:@takashi_reos.life



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